過去ログ - 佐天「きゅ、吸血殺しの紅十字ッ！」Ⅱ -SS速報VIP

過去ログ - 佐天「きゅ、吸血殺しの紅十字ッ！」Ⅱ

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89:１ ◆fftSPPkhRw
2011/04/01(金) 23:51:00.59 ID:yiX8k3NL0
置いてない、おとめ妖怪ざくろのコミックス１巻が何処にも……。
投下開始します。

90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄)[sage]
2011/04/01(金) 23:52:14.02 ID:hzwrv/8AO
ｷﾀｰ!

91:１ ◆fftSPPkhRw[saga sage]
2011/04/01(金) 23:53:55.45 ID:yiX8k3NL0

―――メリメリ……ッ　　ガコンッ！

魔術の矢による損傷、そしてあちこちで吹き上がる火の手によって、洋館は今にも崩れ落ちようとしていた。

以下略

92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県)[sage]
2011/04/01(金) 23:54:06.96 ID:bwNok7Nx0
ｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!

93:１ ◆fftSPPkhRw[saga sage]
2011/04/01(金) 23:56:28.08 ID:yiX8k3NL0

燃え盛る業火を背景に、背の低い老人と、フードで顔を隠した二人の男が廊下に立っていた。
老人は先端に装飾がなされた杖を、フードを被った男たちは弓矢を携えていた。

老人「その修道服を見るに、お前は例の『ローマ正教』からの亡命者か。

以下略

94:１ ◆fftSPPkhRw[saga sage]
2011/04/02(土) 00:07:52.58 ID:fFxONrhn0

老人「ん？　芋虫のように這っとると思えば、脚をすでにやられているのか。
　おい、弓を貸せ」

老人はフードの男の一人から弓を受け取ると、矢を番え、鏃をシスターに向けた。

以下略

95:１ ◆fftSPPkhRw[saga sage]
2011/04/02(土) 00:12:41.73 ID:fFxONrhn0

老人「むッ！？」

老人とフードの男たちが僅かにたじろぐ中、炎は次第にその勢いを弱めていった。
いや、弱まったというより、むしろその炎は何らかの意志を以て形を変えているようだった。

以下略

96:１ ◆fftSPPkhRw[saga sage]
2011/04/02(土) 00:19:16.32 ID:fFxONrhn0

佐天の炎盾が、ボオォッ！　と勢いを増す。

―――ドスドスッ！

以下略

97:１ ◆fftSPPkhRw[saga sage]
2011/04/02(土) 00:23:31.04 ID:fFxONrhn0

佐天「そんな……ッ！」

老人「『聖セバスティアヌスの矢』を止めたから大した魔術師かと思えば。
　何とくだらん術だ、これは」

以下略

98:１ ◆fftSPPkhRw[saga sage]
2011/04/02(土) 00:27:55.07 ID:fFxONrhn0

燃え盛る炎をかき分けるようにして、黒衣を纏ったステイルが現れた。
佐天は泣き出しそうな自分の感情を押しとどめて、倒れたまま動かないシスターをステイルに指し示した。

佐天「ステイル君！？　こ、この人が……ッ！？」

以下略

99:１ ◆fftSPPkhRw[saga sage]
2011/04/02(土) 00:31:03.06 ID:fFxONrhn0

―――『イギリス清教』女子寮

以下略

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