過去ログ - 上条「美琴、愛してる」【鬱あり】
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1:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 00:11:51.81 ID:93pcym6SO

「よ、ビリビリ」

ある日の放課後。
学校の目の前なんていう珍しい場所で、私はそう声をかけられた。


2:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 00:20:14.19 ID:93pcym6SO

「……へっ?」

意外な場所で会ったものだから、間抜けな声を出してしまった。
何より、こいつから私に会いに来るなんて初めてじゃないだろうか。
以下略



3:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 00:26:25.58 ID:93pcym6SO

「ビリビリって呼ぶ……な……?」

照れ隠しに思わず放電しかけて、こいつの、いつになく真面目な表情に、一瞬心臓が止まる。
ちり、と消えて行くスパーク。
以下略



4:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 00:34:24.28 ID:93pcym6SO
連れて行かれた先は、こいつの家とは反対方向。
当然、寮とも反対方向。
学校からはさほど離れてはいないけれど、常盤台の生徒は余り来ないエリア。
黙って歩くこいつに、黙ってついていく。

以下略



5:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 00:38:37.31 ID:93pcym6SO
さりげなく、辺りを気にしながら、薄暗い、急な階段を降りる。

「――足元、気をつけて」

「わ、解ってるわよ!」
以下略



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