過去ログ - 上条「美琴、愛してる」【鬱あり】
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156:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/03/14(月) 13:22:07.30 ID:lnrjtwnSO
そのグループが店に入って来たとき、二人が顔を向けたのは全くの無意識だった。
或いは、幾つかの修羅場を潜り抜けて来た人間に特有の、予感めいたものを感じたのか。
当麻と美琴が顔を上げた正面に、五人の少年が見えた。

ライダースを着込んだ少年と、学生服の四人。

暗く、しかしギラついた、悪意と害意に満ちた眼つき。
着崩した襟元から除くシャツや、顔、手に付いた赤いもの。
学生服の一人が肩に担いだ散弾銃や、ベルトに挟んだ拳銃を視認する前に、
反射めいた本能の警告に従って、美琴は腰を浮かせた。


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