過去ログ - 上条「美琴、愛してる」【鬱あり】
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23:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 02:13:42.06 ID:93pcym6SO
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「お……お姉様、何か良い事でもありましたの……?」

寮に戻ると、黒子が若干引き気味に訊いて来た。
無理も無い。
私の顔は、にまにまと笑いを浮かべ続けている。

「んん?べっつにぃ――」

自分でも止まらないのだから仕方ない。
食堂でもかなり注目されたが。

「そ、そうですの……」

にまにま。にまにま。
あの後の一時間で、私がどんなに当麻が好きだったのかを言って聞かせた。
当麻が私をどんなに好きかを聞かせて貰った。
今、私の身体を傷付けたなら、血ではなく幸せが流れ出るだろう。

身体?

いつか当麻とあんなことやこんなことを―――!!

「きゃ―――!!」

ゲコ太ぬいぐるみを抱き締めて転げ回る私を見る黒子が若干怯えていた様だが、
幸せなので気にしない事にした。


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