過去ログ - 上条「美琴、愛してる」【鬱あり】
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257:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage saga]
2011/04/09(土) 02:36:35.01 ID:5LsAsVgSO
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――――――
そうして、2年後の春。
258:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage saga]
2011/04/09(土) 02:58:02.07 ID:5LsAsVgSO
二人の影がひとつになる。
しばし重ねた唇を離し、
「ちゃんと学校に行ったら……今夜も泊まってあげる」
259:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage saga]
2011/04/09(土) 03:10:34.25 ID:5LsAsVgSO
ふと。
声弾ませて先を行く、肩まで伸びたセミロングの少女が、
どこか遠くに行ってしまいそうな気がして、杖を突くペースを上げた。
260:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/04/09(土) 03:18:48.63 ID:5LsAsVgSO
―――――――――
角を曲がり、当麻が見えなくなって、美琴は振っていた手を下ろした。
それを見ていたかの様に――いや、実際に見ていたのだろう――黒いリムジンが、
261:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/04/09(土) 03:19:38.63 ID:p/4iNR2DO
美琴もマンネリだな
他のキャラがみたい
262:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/09(土) 03:29:11.92 ID:RJFEUD60o
上条さんの治療がうまく行きつつあるのに、まだロリコンジジイとの関係は続いているのか……
263:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/04/09(土) 03:31:25.04 ID:5LsAsVgSO
後部座席に向かい合う、革張りのシートに腰を下ろした美琴は、
リムジンが走り出す前に表情を変えていた。
後部座席には、壮年の活力を取り戻した、あの老人。
美琴の瞳は熱く潤み、上気した頬を緩ませて、ちろりと唇を舐める。
264:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage saga]
2011/04/09(土) 03:46:13.18 ID:5LsAsVgSO
“治療”の為のデータ収集は、半年とかからなかった。
それ以降は融資の為であり、融資の為という言い訳を得た美琴は肉の悦びに耽溺していた。
御坂妹が、それまで週に二度三度と味わい続けて来た快楽の影響を受けなかった筈も無い。
265:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage saga]
2011/04/09(土) 04:04:37.17 ID:5LsAsVgSO
それが発覚した夜、前後から貫かれ喘いでいた御坂妹を、老人は連れて行った。
次の回から、老人の連れはひとり増えた。
美琴も御坂妹も老人に抱かれ、秘書に抱かれ、護衛に抱かれた。
時には二人がかりで、時には三人がかりで。
老人は余興だと笑っていた。
266:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage saga]
2011/04/09(土) 04:16:29.41 ID:5LsAsVgSO
リムジンの後部座席で長く尾を引く声を上げた御坂妹を傍らに横たえ、老人が美琴を呼ぶ。
我に帰った美琴が、はい、おじさま、と応え、すぐに
いえ、先生、と訂正する。
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