2:白 ◆g.bUwuN6/E
2011/02/26(土) 10:37:48.76 ID:G1DBTs+Y0
平沢唯は大学を卒業したものの仕事には恵まれず、嫌々軍隊に入隊する事になった。
軍隊に入った唯は、地元の陸軍の二番隊に所属させられた。
しかし元々運動が不得意な唯の成績は隊内最下位で、罰を受けさせられる事が多かった。
「平沢、またお前か、いいか?軍隊では一人のミスが全滅に繋がる場合だってある、貴様のミスで仲間を死なせるかもしれないんだぞ!」
3:白 ◆g.bUwuN6/E
2011/02/26(土) 10:38:28.49 ID:G1DBTs+Y0
ある日、唯は爆弾を点検する作業を任された。
爆発物なんて扱った事のない唯は、案の定失敗をした。
それも誤って爆弾の1つを爆発させ、さらに引火させて全ての爆弾を爆発させてしまうという大失敗だ。
幸い怪我人はいなかったが、流石にこれは説教で許されるような事ではなかった。
4:白 ◆g.bUwuN6/E
2011/02/26(土) 10:38:59.91 ID:G1DBTs+Y0
「来たか、平沢」
教官が出迎える。
倉庫の中は広く、声は良く響く。
唯は覚悟を決めた。
5:白 ◆g.bUwuN6/E
2011/02/26(土) 10:39:29.48 ID:G1DBTs+Y0
「えっ、それってどういう…」
唯はか細い声で質問をする。
「どういうって… …まさかその歳になってヤるのは初めてなのか?まあいい」
6:白 ◆g.bUwuN6/E
2011/02/26(土) 10:39:59.17 ID:G1DBTs+Y0
薄暗い倉庫に、唯のものでも教官のものでもない声が響く。
その声は男らしい強さを持ちながら、どこか女の様な声だった。
「ん、倉庫に鍵掛け忘れてたか…」
「アンタ今何してた、強姦なんて軍人として恥ずかしくないのか!」
7:白 ◆g.bUwuN6/E
2011/02/26(土) 10:40:26.64 ID:G1DBTs+Y0
「なんで私の名前を…ってりっちゃん!?」
唯は、恩人高校時代に知り合い、大学生活を共にした親友である事に気付くと、必要以上に大袈裟な反応をしてみせた。
「唯、本当に唯なのか!久しぶりだな!!」
律は嬉しそうにそう言うと、唯の手をとり飛び跳ねて喜んだ。
8:白 ◆g.bUwuN6/E
2011/02/26(土) 10:40:53.22 ID:G1DBTs+Y0
「あっ、そうだ。みおー、そろそろ出てきてもいいぞ」
律がそういうと、入り口の扉から澪が恐る恐る顔をのぞかせた。
「みおちゃん!」
そういって唯は駆け出して澪に抱きつこうとするが、「やめろっ」と頭にげんこつを食らって唯は諦める。
9:白 ◆g.bUwuN6/E
2011/02/26(土) 10:41:46.42 ID:G1DBTs+Y0
無事に立った。
他所の掲示板と同時進行なんで、あっちで書いた奴をこっちに投下します。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 10:57:00.73 ID:ibRrDYJDO
澪ちゃんは唯ちゃん殴らないよふひひ
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 13:06:30.61 ID:WDqwYSil0
軍人補正でおk
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/27(日) 02:38:23.42 ID:Xcn8AWYvo
軍人だし
厳しいんだろうな澪さん
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