過去ログ - 上条「俺達は!」上条・一方「「負けない!!」」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/02(水) 01:33:45.97 ID:gVTiFGEH0
「いや、失礼。大丈夫かい、君達」

少年は心配そうに聞いてきた。

インデックスは姫神の方を見る。

彼女は呆然と目の前の光景を見ていたが、特に怪我はなさそうだ。

「えっと……私は大丈夫なんだよ」

「……私も。問題無し」

インデックスが呆然としながらも言うと、姫神も同様に言った。

「そうかい?それなら良いが……」

少年は言いながら、じっと彼女達を見る。

「うん。確かにそうみたいだね。
……すまない、お嬢さん達。
今、俺達は急いでるんだ。
良ければ連絡先を教えてくれないか?後日、お詫びに行くから」

少年が申し訳なさそうに告げる。

「えっと、そんな気にしなくて良いかも。私達は無事だったんだし」

インデックスがそう言うと、姫神もコクリと頷く。

「……そうか。それじゃ、これを。
後で何か怪我がある事が分かったりしたら連絡してくれ」

インデックスは手渡されたメモ用紙を見る。

どうやら少年の連絡先が書いてあるらしい。

それじゃ、と少年は車の助手席に乗り込む。

彼を乗せて、車は去って行った。

「……何て言うか、とうまやあくせられーたとは全然違う感じだね」

「まさに。イケメン」

そんな評価を、その場にぽつんと取り残された二人は下した。





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