過去ログ - 上条「俺達は!」上条・一方「「負けない!!」」
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900:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/09/17(月) 18:49:43.21 ID:cxXz+VO60







『わだつみ』の二階、上条の部屋。

一方通行達は集まっていた。

時間は深夜一時になったところだ。

明かりを消し、月のみを光源としている部屋は、どこか神秘的な雰囲気だ。

月明かりの差し込む窓側に、土御門が水の張った桶を、ちょうどその光が当たるように置く。

桶の裏には、何か書いてある符が張り付いていた。

「人の意識に干渉する魔術はどこの国にもある」

説明しながら、土御門は準備を済ませようとしている。

「そうだな、ステイルの使った『人払い』なんかはまさにその典型だと思うんだが」

言われて、この場にはいないルーンの魔術師を思い出す。

確かに彼は大勢の人間を辺りから追い出す魔術を使っていたし、インデックスは魔術で記憶を何度か失っている。

だが、

「それがどォした」

知っている事を説明されても、困るだけだ。

土御門は何が言いたいのだろうか。

そんな一方通行の考えが分かってか、土御門は苦笑いをした。





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