過去ログ - 上条「俺達は!」上条・一方「「負けない!!」」
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972:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 10:05:51.20 ID:C24O4KX+0
「馬鹿な事を」

ずっと黙っていた神裂が、男を否定するような言葉を吐き捨てた。

「天使を人間が操れるはずがありません。彼らはあくまでも神の下僕(道具)。人間など、簡単に捩伏せるでしょう」

「何、利害の一致ってヤツですよ。それに、貴方の言うように天使はあくまでも力ですから」

神裂の言葉に、男は余裕めいた調子で反論する。

それから、土御門は魔術師の言うことを理解した。

神裂の言う通り、天使は上位の存在だ。

人間ごときに、足で使われるはずもない。

もっと言えば、天界に帰るために魔術師の首をはねていてもおかしくない。

なのに、天使はそうしようとはしない。

それはつまり、男は天使を力として利用するための材料を持っている、という事だろう。

それこそ、一族で積んできた研究の成果として。

理解は進み、事態も進む。

一つ一つ、事件は解決(ゴール)への通過点を通っていた。





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