過去ログ - 婚后光子「アナタは…」一方通行「あァ?」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/27(日) 22:30:24.07 ID:8T1aQw5qo
「ふん、能力がないからといって努力もせずに群れて人様の迷惑にしかならない貴方がたに
何を言っても仕方ないようですわね。言葉で駄目なら、体に教え込むまでですわっ!」

「その上から目線がイラつくっつってんだろぉが!!お前らやっちまえ!!」


                 ・
                 ・
                 ・


結果はいうまでもないだろう。
0に幾ら0を足したところで、0以上にはなれない。

7人いたスキルアウトの集団は婚后の手によって6人が気絶させられていた。
残り一人も地面に臥して呻いている。
勝敗は既に決している。

…はずだった。


「ち…畜生…ぐッ…」

「これで最後ですの?全く、歯応えがありませんわ。
この程度でこのLEVEL4『空力使い』の婚后光子を倒せると思っておいででしたら、100年早いですわよ!」


――何故かこの言葉を聞いた瞬間、男の顔に笑みが浮かぶ。
怪しい、どうも怪しい。何かがおかしい。違和感が頭の中を駆け巡る、が原因が分からない。

どうせ、負け犬の遠吠えだと思い込む。しかし、それこそが間違いだった。


「へぇ…あんた、LEVEL4の空力使いなんだ…」

「ま、まだそんな軽口を叩ける元気がありますの?
力加減を間違いましたかしら…今すぐ夢の国に旅立たせて―――ッ!!」


――何事にもイレギュラーというものがある。

起きなければいいこともあれば、起きた方がいいこともある。
しかし、今回のイレギュラーは彼女にとっては起きない方がよかった部類に入るだろう。



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