625:『究極生物編』:第12話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/06(日) 00:09:03.59 ID:buTfUjIn0
頭から降りそそぐシャワーの温かい奔流は、
疲れた体の全身の細胞を癒し、そして、汗と臭いを洗い流してくれる。
簡素でシンプルなシャワーヘッドから飛び出す温水の雨は、
しなやかで、今は上気して桃色の肌を跳ね、そして流れ、落ち、排水溝へと吸い込まれていく。
日本人の同年代の平均に比べると、背が高く、肩幅も大きい体を覆う筋肉は、
やはり平均に比べると少し太めで、しかし無駄は無く、鑿で落とした様にスマートであった。
胸囲は見事なまでに大きく、
その臀部は薄くとも、張りがあって艶やかで、
その素晴らしい双丘の表面を、上から流れ落ちるシャワーの湯が流れ、その艶と張りを強調する。
湯気に覆われながら、考えるのは、
このシャワールームの外に待たせた『さる人』の事。
―――余りに突然に押しかけてしまい…しまいには風呂まで借りているとは
―――この風呂からあがったら何と言おうか
ハンドルをキュキュっと廻してお湯を止めれば、
艶やかな桃色の肌から立ち昇るのは、仄かな熱気と湯気だ。
改めて見れば、実にすばらしい肉体である。
出るべき所が出て、ひっこむべき所は引っ込んでいる。
筋肉は機能的で、かつ、その外見的な肉付きの良さは、
ギリシャの裸体の神像の美しさに通じるものがあった。
―――そう、具体的に言うならば…
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