過去ログ - 上条「…ディアボロ?」10
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705:『究極生物編』:第12話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/06(日) 17:00:08.47 ID:buTfUjIn0

垣根「(さーて…どうする?誰から相手にする?)」
垣根「(俺から最初に動く訳にはいかねーな)」
麦野「(何者だか知らねーが…仮にも『第二位』を正面から相手取っていた野郎だ…)」
麦野「(先にこのモコモコ帽子から動くのを待つか?)」
ウェザー「(『原子崩し』か…相手どるには面倒な女だが…)」
ウェザー「(こちらにも仕事上…譲れない理由もある。俺の記憶の為にも―――)」
滝壺「(連携して相手にすればいいのに……)」
滝壺「(それを聞く様な麦野でも無いし……)」

滝壺を除く三人は、いずれもが『待ち』の態勢に入っている。
垣根は、迂闊に自分から攻撃を仕掛けて、2人に急場の連携を決意などさせたくないし、
麦野は自分から啖呵を切った半面、内心、正体不明のウェザーを警戒しており、それ故の様子見、
ウェザーはウェザーで、彼が『暗部』で働く『理由』があり、それ故に譲る事など出来ないが、
ここで垣根を余所に麦野と『手柄/獲物』の争いを始めるほどバカでも無い。

そして滝壺はその『能力』の都合上、もともと『待ち』の能力であり、
性格もおっとりとしている為に、自分から積極的に動く様な事は無い。
それにそもそも、ここに滝壺が居るのは、麦野のサポートの為であり、
その立場上でも麦野を無視して自分から動く、と言う訳にもいかない。
部下の独断専行を、麦野は何よりも好まないからだ。

―――さて、この手の膠着状態は、外部から何らかの刺激が入ると崩れる事が往々であるが、

滝壺「―――むぎの」
麦野「何よ滝壺…今は黙って―――」
滝壺「『何か』が来る」

―――この時も、切っ掛けは外からやってきた




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