769:『究極生物編』:第12話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/06(日) 21:46:15.94 ID:buTfUjIn0
滝壺「何で私があなたを助けるの?」
垣根「お前さんの『能力』ならば、あの2人の演算を乱して」
垣根「あの馬鹿騒ぎを止める事も出来るだろ」
垣根「あの2人…実力的には『拮抗』してるみたいだしな」
『能力』の『相性』では麦野の圧倒的有利だが、
しかし身体能力と反射神経…そして戦闘に関するセンスでは『青髪ピアス』の方が上、
結果として実力は殆ど『互角』であり、故に戦局は拮抗していると言う訳だ。
垣根「多分…あの2人はほっときゃどっちか疲れてくたばるまで…あのままだぜ」
垣根「俺が間に入っても…戦局は加速こそすれ…終息は多分しない」
あの『戦い』に割って入ろうと思えば、2人を両方とも凌ぐ力が居るだろうが…
垣根の『未元物質』は麦野に対しては有利でも、『第六位』に対しては不利、
おまけに、身体能力ではどちらよりも下である。
垣根「かと言って…漁夫の利を取らせてくれるほど、2人とも甘くはないしな」
垣根「じゃぁ放っておけばいいかと言えばそうでも無い」
2人の攻撃は共に破壊力抜群であり、
麦野の『電子砲』はビルの壁面を何枚も止まる事無く貫き、
『青髪ピアス』の『振動波』はビルや地面を沸騰させ、
振動の余波は、『再開発地区』であるこの辺りのボロいビルの基礎を揺るがせている。
垣根「この辺りには俺達のアジトもあってな」
垣根「これ以上の馬鹿騒ぎは…これ以上、御免こうむりたいんだよ」
垣根「それに…ここならばまだ人気が無いからいいが」
垣根「ここから外まで戦いが続けば…あんな2人の戦いだ、民間人に犠牲者が出かねん」
垣根「つーわけで…お前さん、あの2人を何とか出来ない?」
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