過去ログ - 上条「…ディアボロ?」10
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771:『究極生物編』:第12話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/06(日) 22:01:53.95 ID:buTfUjIn0

滝壺「それで私が貴方に協力する理由にはならないと思うけど」
垣根「見ろよ…辺りのビルが穴ぼこチーズみたいになってるじゃねーか」
垣根「この分だと…辺りで作戦行動中の、お前の御仲間も流れ弾でいずれお陀仏だぜ」
滝壺「…………」

眼下では、本来の目的をすっかり忘れて闘争の雄叫びを上げる麦野と、
それに相対し、あいかわらずの爬虫的な動きで地を這い駆け、宙を跳ねる『第六位』の姿が見える。
確かに…あれを放って置くのは、流石にまずい様な気がしてきた。

滝壺「むぎのは『裏切り者』を許さない」
垣根「これは『裏切り』じゃねぇよ。いわば…上司を『諌める』ってヤツだ」
滝壺「あの2人の演算を仮に乱した所で…2人を止められる保証は無い」
垣根「別に完全に能力を乗っ取る必要なんてねぇよ」
垣根「一瞬、両方の演算を乱してくれるだけでいい。後は俺が何とかする」
滝壺「それは…あの2人を『殺す』って事?」
垣根「それは違う」

垣根は嘘の無い瞳で、滝壺を見て、言った。

垣根「ちょっと頭を冷やして…冷静にさせるだけだ」
垣根「オマエの損になるような事はさせるつもりはねぇよ」
滝壺「それを信じろって?」
垣根「生憎、俺は『嘘を付かない』のが信条でね」
滝壺「『暗部』の人間なのに?」
垣根「俺は『非常識』で通ってんだよ」



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