779:『究極生物編』:第12話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/06(日) 22:34:20.08 ID:buTfUjIn0
垣根「ちぃ…2人の攻撃の矛先が俺の方に向かったか」
垣根「あんま時間も無ぇな…で、お前は協力すんのかしねぇーのか」
滝壺「―――あなたに協力する訳じゃない」
滝壺「むぎのを止めるだけ…勘違いしないで」
垣根「へいへいそうか―――よッ!」
滝壺を抱きかかえたまま、
垣根は『六枚羽』を展開させて宙を飛んだッ!
無論、羽ばたいて飛んでいるのではない。
『羽』からジェット噴射の用に『未元物質』を噴射して、
後は『羽』で風を受けてグライダーの様に滑空しているのである。
時々、『羽ばたく』様に羽を動かすのは、制動の為であり、『未元物質』のジェットで推力を増す為であった。
青髪ピアス「ムォォォォォォォォォォォォッ!」
麦野「アァーーーーーッハッハッハァァァァァァッ!」
青髪ピアス「どうしたぁぁぁ!逃げるだけかいなぁぁぁッ!」
麦野「このクサレチンポ野郎がッ!滝壺抱えてヒーロー気取りかよぉぉぉぉッ!」
青髪ピアス「シチューみたいにグツグツ沸騰せいやぁぁぁぁッ!」
麦野「私の『原子崩し』で脳味噌溶けちまいなぁぁぁぁぁぁッ!」
2人はようやく自分達の本来の『任務』を思い出したのか、
まるで一〇年来のコンビの様に息をぴったり合わせて、宙を駆け飛ぶ垣根へと、
次々と『原子崩し』と『振動波』の対空射撃を敢行するッ!
電子光線砲の光条と、振動波の空間破砕弾が飛び交う戦場は、
まるでSF映画のワンシーンの様であり、その中を飛ぶ垣根の姿は、
それとは対照的に宗教画の中の天使の様であった。
1002Res/351.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。