過去ログ - 上条「…ディアボロ?」10
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785:『究極生物編』:第12話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/06(日) 22:56:59.25 ID:buTfUjIn0

垣根「畜生ッ!こちとら手前の仲間抱えてるってのにお構いなしだなオイッ!」
垣根「部下だって切り捨てる冷酷無比な女指揮官ってかぁッ!」
垣根「あのお転婆っぷりじゃ『女蛮族(アマゾネス)』がセキの山だろうがよぉぉぉッ!」
垣根「揃って優雅さの欠片もねぇ『狂戦士(ベルセルク)』かよッ!お似合いのコンビだぜ畜生ッ!」

滝壺「―――『分子振動』の『AIM拡散力場』の完全捕捉を完了」
滝壺「これより…両『超能力者』への『妨害行動(ジャミング)』を開始する」

ジャット噴射で空を飛び、『羽』を先を足に、
ビルの壁面を蹴って、三角跳びの要領で宙を舞う垣根の腕の中で、
瞳孔がカメラの絞りの様に集束し、充血して文字通り『目の色が変わった』滝壺の口からは、
まるで機械の音声の様な、抑揚の無い声が漏れ出して来ている。

そんな滝壺の手の中には、
白い粉末の入ったシャープペンの芯ケースの様な、小さな容器が握られている。

滝壺「―――『妨害行動』の完了を確認」

その言葉と同時に、麦野と『青髪ピアス』の両名が…

青髪ピアス「―――オギガッ!?」
麦野「―――これは!?滝壺テメェ!?」

突然、頭を押さえてその場でつんのめったのである。
―――空を焼く対空射撃に、間隙が発生したッ!

垣根「―――っしゃぁぁぁぁぁぁッ!」
青髪ピアス「―――しまっ!」
麦野「―――たきつぼぉぉぉッ!」

垣根が、その隙を逃すまいと、
『羽』による滑空とジェット噴射を停止し、
そのまま自由落下によって2人の方へと急降下していき…

垣根「頭冷やせボケェェェェェッ!」

――― ゴ チ ン ッ !
青髪ピアス「かみやんッ!?」
麦野「かみっじょ!?」

二枚の『羽』の先を…まるで握り拳の様に丸めると、
そのまま、垣根は2人の『超能力者』の頭上に振り下ろすと、
まるで漫画の様に2人は頭からひよこと星を出して、変な声を上げながらぶったおれた。



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