835:『究極生物編』:第12話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/07(月) 00:11:00.27 ID:+c9Wo3kT0
ノビて倒れている『超能力者』はもう一人いたのだ。
垣根「さて…こっちの『第六位』さんだが」
垣根「やっぱトドメを刺しておくかね?」
麦野の方は滝壺との『約束』もあったし、
再対峙しても…まぁ麦野だけならば『料理』できるとの打算もあって殺すのは止めたが、
この男に関してはそれを止める義理も道理も無い。
垣根「いや…コイツに関しては…俺にとっちゃ天敵みたいなモンだしな」
垣根「眠っている所を不意打ちみたいで悪いが…」
垣根「ここで始末させてもらって…」
―――そう一人呟きつつ、
流石に『能力』の連続使用で疲労した為か、
左脇に吊るしたホルスターから愛用の『ワルサーP38』を取り出そうとし、
足元の『青髪ピアス』の頭部へと擬そうとして…
垣根「…………」
―――はたと手が止まった。
いや、止めざるを得なかった。
垣根「おい…」
何せ、ワルサー拳銃を握ったその右の掌の付け根の部分が…
垣根「――――なんじゃ…こ…りゃ…」
緑色の『ナニカ』によって『腐蝕』させられていたのだから。
垣根は、余りの突然の事態に…思わず呻いた。
―――さて、これが
―――これから始まる『学園都市』史上…最大の『バイオテロ事件』となる
―――ある狂った医者の生み出す『緑の地獄』の始まりであった。
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