957:『究極生物編』:第13話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/08(火) 19:32:17.08 ID:N2jA281/0
―――だとすれば、ヤツが居るのはこの階で間違いは無いだろう。
アヴドゥル「さて…鬼が出るか蛇が出るか……」
『探知機』を自身の進行方向より5メートルほど先の空間へと先行させながら、
アヴドゥルは静かに4階へと踏み入って行く。
コツコツと、小さな、廃墟故に良く響く靴音を響かせながら、アヴドゥルは1人歩く。
奇襲以外にもトラップなどにも警戒せねばならないから、その足取りは飽くまで慎重である。
慎重に、ゆっくりと、ブービートラップなどにも気を配りながらアヴドゥルは進む。
そしてついに―――
―――ボボボボゥゥゥ……
アヴドゥル「―――!」
反応ありッ!
位置は左の前方ッ!
アヴドゥル「(罠を警戒したが……)」
アヴドゥル「(妙だな―――何かしている気配はあったが…)」
アヴドゥル「(まあいい)」
『魔術師の赤』の『炎の探知機』が探れるのは、
相手の大まかな位置だけで、姿を消している敵を完璧に捕捉できる訳ではない。
―――しかし関係は無い。なぜなら…
アヴドゥル「『制圧射撃(クロスファイア)』こそ、我が『魔術師の赤』の本領ッ!」
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