過去ログ - 浜面「俺達は新生アイテムだ!!」 デルタフォース「・・・」
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40:劇的崩壊[sage saga]
2011/02/28(月) 21:43:50.10 ID:0jr8aoYQo
散歩の定番である公園。その公園のベンチに滝壺に促されて座る。その隣にとすんっと音を立てて滝壺も座った。
その横顔はとても白く、綺麗でぷにぷにしてそうだった。まるで、そう白兎のような、白兎の耳が似合う、白兎が――


滝壺「……あれ。はまづら、あれ」
 と滝壺に指を差された方向を見ると、白兎のような人間がいた。これは比喩表現などではなく、文字どおりの意味である。
白兎のように白い髪の毛。と言っても白髪のような質感ではなくもっと綺麗な意味である。
話が逸れようとしてやがるので、軌道修正をかけるぞ。俺がせっかく滝壺の横顔を絶賛していたのに、誰だよ。あの白兎は……って、白髪?おい……おい。

浜面「あ、一方通行?」

一方「ンあァ!」

浜面「なっ何しに来た。さっきのカリでも返しに来たつもりかよ」

一方「カリだぁ?なに言ってやがる」

浜面「まさか気付いてないのか。さっき車で轢きかけただろうが」

一方「……あァ。なンか運動量が増えてる思ったらそォ言う事ですかァ。まァ別にそンな事はどォだっていィ。てめェに聞きたい事がある」

浜面「なっなんだよ」

一方「前に俺と一緒にィたガキ知ってるよなァ」

浜面「えっ?あっああ」

一方「そのガキを見なかったかァって聞いてンだよォ」

浜面「見てないな……」

一方「ちっ。どこに行きやがったンだァ?あのクソガキは。ったく面倒ばかりかけやがって。探し回る俺の身にもなってほしィですねェ。くっそほンとにどこ行きやがったンだァ?後思いつく場所と言ったら。一先ず寮にもどるかァ?いや、そのあいだにあのガキになンかあったら洒落にならねェぞ。
黄泉川に連絡取るかァ、そもそも俺の所為で怒ったのかァ?でもクソガキは俺の所為言ってたわけだから、俺の所為だよなァ。
あァイライラ、むかむかしてきましたよォお、なンで俺があのクソガキに振り回されないといけないンだァあ、なンかの拷問かァああ?」 

その長い一人ごとを聞いた浜面仕上は勘違いをした。増長をした。見誤った。誤認した。

浜面仕上が人生の失敗と言えるだろう。

 


 そう相手が誰であるかを忘れたことだ。





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