過去ログ - 浜面「俺達は新生アイテムだ!!」 デルタフォース「・・・」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]
2011/02/28(月) 22:58:43.73 ID:0jr8aoYQo
浜面「っ!!!あるきまってんだろ!!そんな全部が決められた線路の上を歩いて、死ぬのまで他人に決められてそんなの納得できるわけないだろ?!!」
青髪「そうやろ、だから僕がやってるのは不幸な死を避けて、まっとうな寿命を遂げさせるのが仕事なんや」
浜面「信じられねーよ」
青髪「でも君らは今ここで生きてるやん。学園都市に反してそれでも生きてるやん」
浜面「……だからってだからって、こんなのねーよ」
あの肉体変化の持ち主の掌の上で、決められた線路の上をずっと走っていたのだ。そこにあった自分の意思はすべて偽物だと言われたのと同義だった。それがあまりにも悔しく、情けなかった。
青髪「無いだろうね?だけど逆に言うなら僕がいなかったら滝壺ちゃんどころか、君ら全員……いや浜面くんは奇跡的に一回やけど。何度も死んでるんやで」
フレンダ絹旗浜面「「「!!!!」」」
青髪「そうやろ、暗部なんかにいてそうそう長く生きられるものやないで。それとも浜面はんは僕に救える命を。滝壺ちゃんの命を見捨てろって言うん?」
浜面「っ……」
フレンダ「結局。何がしたわけよ、話を聞いた限りじゃ最初はそっちの第一位と浜面のいざこざのはずだったわけよ。いつの間にわけの分からない事になってるわけよ」
青髪「俺が楽しむためにやってるんだよ。土御門も、青髪もそれに付き合ってもらってるだけ」
浜面「楽しむためだけにこんなことしたのかよ」
上条「そうだけど。さてさて上条さんも絹旗ちゃんの相手をしてやるよ」
上条当麻は背伸びをして一歩前に踏み出した。デートに誘うかのように右手を差し出していた。だが絹旗にその手を握る事は出来ない。
なぜなら青髪ピアスによって両腕をくっつけられているのだから。
絹旗「くっ腕が――超卑怯者!!」
上条「腕が使えなくても能力は使えるだろ?それとも負けると分かって逃げる算段でも立ててたのかよ」
絹旗「っつ」
上条「ん、でどうするんだ?」
目に見えている試合を強要されて、それでもまだ絹旗は折れなかった、折れる事を妥協しなかった。ここで折れるわけにはいかなかった。だから能力を最大規模で発動した。とてつもなく厚い壁を叩き
つける。
絹旗「超死にやがれです!!」
上条「無駄無駄、能力なんて俺の前じゃ意味ないから、ほら捕まえた」
五メートルを超えるほどの分厚い窒素の壁で殴りつけても効果など一ミリたりともなかった。右手に当たり壁が消失するだけで、何の時間稼ぎにもならなかった。
そして肩を掴まれ、能力は発動できなくなった。動くことが出来ないほどの強い力が込められる。
絹旗「超離してくださいっ」
上条「無理だよ。さてもう能力が使えないか弱い少女になり下がったわけだが―――」ピリリッ
と言葉を続けようとした時、後ろに控えていた土御門の携帯が鳴った。それを取って二、三語言葉をやり取りすると携帯を切って、肩をすくめながら二人に話しかけた。
土御門「ん。カミやん、申しわけないけど注文“オーダー”が入ったにゃー」
上条「マジかよ……せっかくこれからお楽しみタイムだったのに、不幸だ。仕方ないぜ、少しばかりおやすみ」
絹旗の意識はそこで途切れたと言うよりは、何も出来なくなった。外界からの情報を認識することはできるが、喋る事も身体を動かす事も出来ない。
上条「さて上条さん達は急用が入ったので、少しばかり時間を短縮させて貰いますよっと。絹旗ちゃんはもう戦闘不能よって俺の勝ちでいいよな」
浜面「絹旗……――――」
フレンダ「結局、私の出番なわけよ」
冷や汗をかきながらも前に踏み出した。裏切らない、もう自分は裏切らないと言い聞かせながら、一歩一歩前へと力を込めて踏み込んだ。
上条「ついでに土御門も戦いたいようだから俺は降参な」
土御門「やっと俺の出番だにゃー」
そう言って、まるで役目すましのように上条が絹旗を抱えあげて下がっていく。それと入れ替わるように土御門が前に出てくる。かなりちゃらけた服装でこの状況からみると人を馬鹿にした格好だった。
それでもフレンダは油断などしない。アポートを最大限生かした連続攻撃を仕掛ける準備をする。
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