過去ログ - 少女「私が……魔王?」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/02(水) 14:26:12.89 ID:UbBWeR2No

― ? ―


?「とりあえず運んでみたものの……獣王、どう思う」

?「吸血鬼よ、この方が本当に魔王様なのか?」

?「それは間違いありませんよ。この魔力波動、間違えようがありません。竜王も海王も、そして獣王、貴方もそれはわかっているのでしょう?」

?「むむ、それは確かにそうだが」

?「となると、魔王様と対称となる勇者も復活している、という事だな」

?「そう考えるのが妥当でしょうね。斥候達に探させていますよ。一両日中には見つける事ができるでしょう」

少女「ん……」モゾ

?「お目覚めになるぞ」

少女「あ、あれ、ここは……?」ムクリ

吸血鬼「お目覚めでしょうか、魔王様」フカブカ

獣王「ご復活おめでとうございます」

海王「魔王様のお帰りをお待ちしておりました」

竜王「これほどまでに喜ばしい事はございません」

少女「……」

一同「?」

少女「ば」

吸血鬼「む、これはいけません」

竜王「どうした?」

少女「ばけ……もの」パタンキュー

獣王「おい、また気絶したぞ」

吸血鬼「まだ魔王様としての記憶が戻っておられないのです。ショックが大きかったのでしょうね」

海王「人間から見れば化物、だものな」シュン

竜王「そうショゲるな」ポンポン

吸血鬼「止むを得ないですね。メイド長、居ますか?」

メイド「こちらに」シズシズ

吸血鬼「魔王様の介抱をお願いしても良いですか?」

メイド「魔王様のお世話をする事こそ私の仕事。そして喜びです」

竜王「まだ記憶が戻っておられずに混乱しておられる。その辺に注意してくれ」

メイド「承知いたしました」

獣王「俺達はしばらく席を外したほうが良さそうだな」

海王「また気絶されたらこっちがショック死しそうだ」

竜王「はっはっは。それもそうだな」

吸血鬼「幸いにもメイド長は元人間ですから問題ないでしょう」

メイド「お任せください」ニコッ


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