過去ログ - 佐天「勇気をエネルギーに変える力!」
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83: ◆tVP11EVtkPKg[saga]
2011/03/08(火) 05:26:29.69 ID:rmf/miNY0
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ビー、ビー、ビー、・・・
その警報は敵勢力の出現を知らせるものだ。
今もまだいくつものケーブルをその身に繋がれている彼女は、
その音を聞き一つ溜息をついてから後身体を起こすと
自信に繋がれているケーブルをまとめて引きちぎるように取り外す。

初春「さ、佐天さん! まだ寝てないと!」

佐天「ありがとう初春。でも行かないと」

自分の身体を気遣う優しい友人に礼を言うとベッドから飛び降りる。
この優しい友人を守るために彼女は立ち上るのだ。

――――――――

EI-03は暴れていた。
近くにあった建設機械を吸収したEI-03は、鉄球を振り回し周囲の建造物に叩きつける。
幸いにもここは建設区画、二棟三棟とぶち抜かれているが中に誰もいないのが唯一の救いだ。

佐天「あーぁ、無茶苦茶してくれちゃって……。これはきついお仕置きが必要だね〜」

冗談めかした物言いをする彼女は、腰に付けたホルダーからナイフを抜き取る。
そして緑色の刀身が印象的なそのナイフを空に掲げて高らかにこう叫ぶ。

佐天「ギャレオーン!」

その声に反応するように刀身が輝き、綺麗なエメラルドの光が辺りを照らす。


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