25:松本晶[saga]
2011/03/04(金) 12:34:53.77 ID:8cQHTaIl0
* * *
三限目。四限目------LHR。
今日は幸いにして学期の終わりも近く、午前のみの短縮授業だった。
「-----------谷口、ああ、東中で一緒だったバカなんだけど、この北高だと結構仲が良いみたいでさ。
オッカシイっていうか、ちょっとは友人考えなさいよねぇ、こっちの私。国木田っていうジョンの友達は-----そう言えば、今日はジョンをキョンって言うのに苦労したわね、何度も間違えそうになったわ-----結構友達甲斐の有りそうな奴だったけど。
それにしても、こっちのあたしは五分でフッた奴と仲良くお喋りできるだなんて、相当に図太いみたいね」
いや、それはどっちの涼宮さんにしろ、そうじゃないのかな。
「僕は-----なんと言って良いのでしょう。元居た組、そのまんまなんですよね。
光陽園学院の僕の居た組がそのままこちらの九組、特進クラスになっています。却って不自然なほど、教室と制服だけを張り替えた様な感じです。
それにもともとの僕が超能力者である以外ただの人間だったこともあって、演技する必要もなく本当に変わり映えがしない。涼宮さんが羨ましく思えます。
長門さん、あなたは?」
「・・・・いつも通り。きっと、他の二人も」
「ふむふむっ、有希っこの言うとおり。お姉さんには全く変わりないっさ」
「ぁ、でも私は書道部に行こうと思ったら、こっちではSOS団の為に辞めていたそうで・・・・ちょっぴり残念です」
「あはは、バカね、みくるちゃん。いつも通りを異世界に来てまで期待してどうするのよ。たまにだから、違ってても良いって思えるはずよ」
「ふぇ、別に嫌ってことは何も無いですっ」
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