過去ログ - 青ピ「―――血ィ、吸うたろか?」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/04(金) 00:46:29.49 ID:2blaCV2b0
スキルアウトABC:たー君「…………」

青髪「大丈夫か!?」

女学生「―――――――――――――――!!!」

青髪が手を差し伸べた瞬間、涙を溢れさせて抱きつく女学生。その小柄な体を青髪は、しっかり受け止め優しく頭を撫でる。声は出ていないが、
所々で苦しそうに嗚咽を漏らしている。

青髪「怖い思いさせて堪忍な。とにかく、外は雨も降ってるさかい。ここ早く出よか」

女学生「――――――――――――――」

コク、と目頭を押さえつつ頷く。青髪の持ってきたローファーと、スキルアウトに投げられたバッグを拾い脱出の準備を図る。しかし

スキルアウトリーダー「おーおーおー、なぁんかオレのいねェ間に凄ェことなっちゃってんじゃん?」
                        
上から戻ってきたリーダーが惨状を見て呟く。そして、薬物中毒者特有の焦点の定まらない双眸で青髪と女学生を見据える。

青髪「(外出しときたいけど、今この子に一人で表まで行かせるのは得策やないな)どっか、安全そうな場所見つけて隠れといてくれへんかな…?」

女学生「――――――――!」

コク、と頷き暗闇に走り消える。この男は、四十八九何らかの能力者だ。敵が未知数な以上、念には念を入れる。

スキルアウトリーダー「これ、全部オマエがやったの?」

青髪「それやったらどうする?」
                                                          
スキルアウトリーダー「あー、別にコイツらに特別思い入れねェーけどよォ。弔い合戦ってヤツかぁ?…まぁ、それ以上にオレは女横取りされたのが一番ムカつくなァァァァァァアア!!!!!」

そうリーダーは吠えると、おもむろに小型のドラッグケースを取出し、中の粉末を飲み込む。

青髪「(なんやアレは?普通のドラッグとはちゃうみたいやけど…)」

スキルアウトリーダー「グアァ!!ハッハァ…いっけねーいっけねー…遂、ムカついて『体晶』入れ過ぎっちまたゼェェェ…」
                      
スキルアウトリーダー「まァ、でも感謝しろや…ガチでブッ潰してやっからよォォォォォォオオおお!!!!!!!」




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