過去ログ - 青ピ「―――血ィ、吸うたろか?」
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29:たー君 ◆Onru3IbBcI[saga]
2011/03/04(金) 19:54:08.68 ID:2blaCV2b0
青髪「チィッ、威力も本数も格段に増しとる。せやけどな…」
ダンッッ!!
雷光の如き速度で、リーダーに迫る。雨霰のように光線が振り撒かれるが、青髪が走るコースはトンネルのように空白地帯だ。リーダーが眼前に迫る。
青髪「根っこが変わってへんと何も変わって無いんと同じや…」
スキルアウトリーダー「!!?gggげggg糞rrrrrrrrrrrおkkrrREっかあがああああああaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!」
人間離れしたそのスピードに驚いたのか?それとも眼前に迫った異形の腕に驚愕したのか、人とは思えぬ叫びを上げ恐怖に眼を見開く。
スキルアウトリーダー「グるブへッッッ!!!???」
そして怪物の右から繰り出されたストレートを顔面に受けたリーダーはそのままロケットのように吹き飛び、コンクリートの壁に叩きつけられる。
スキルアウトリーダー「あgggがァァ…ゴフっ、、ガフぁ…」
コンクリートの壁に磔の様になったリーダーは、苦悶の息を吐く。異形に右をまともに受けた顔面は完全に潰れ、人間とは言い難いモノになっていた。
そこに青髪が歩み寄る。
青髪「おや?まだ意識あったんかい。はぁ、アカンなぁ確実に弛んどるわボク…」
異形の右腕を見やり、溜息をつく青髪。先程の一撃が本気では無かったと分かると、リーダーは目の前の男の底知れなさに恐怖する。
青髪「怖がっとるみたいやけど安心しとき。ボクは、前科持ちになる気はあらへん。キミはアンチスキルに引き渡すつもりや」
目の前の異形の腕を見れば、このまま取って喰われてもおかしくなかっただけに、少し安堵の色を浮かべるリーダー。しかし
青髪「ところでキミにクイズや。ボクの正体、なんやと思う?」
雰囲気が暗く冷たく沈む。マズい、ここで間違えれば確実に壮絶な最期を迎える。そうリーダーの頭脳は弾き出したが、恐怖で声が出ない。
青髪「んー、じゃあヒントや」
――――――――――――――「血ィ、吸うたろか?」
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