過去ログ - 青ピ「―――血ィ、吸うたろか?」
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35:たー君 ◆Onru3IbBcI[saga]
2011/03/04(金) 20:06:54.15 ID:2blaCV2b0
黄泉川「アンチスキルじゃん!!って、これは随分じゃん…」
現場にアンチスキルの面々がなだれ込む。が、その理解しがたい惨状に思考が止まる。
鉄装「あちこちが凍ってますね。うう寒いッ。それにアレ…」
アンチスキルの面々が見上げる先には、顔がひしゃげた小太りの男が埋まっている。
黄泉川「なにか、とんでもない力でぶん殴られたって面じゃん。それに、現状から推測してあの天井に
埋まってる小デブが連続氷結殺人鬼の可能性があるじゃん」
鉄装「ん、なんでしょうコレ?」
黄泉川が推測を立てていると鉄装が何かを発見し、残りの面々も鉄装が見つけたものを見る。
黄泉川「白い粉末…ドラッグの可能性があるな。至急、鑑識班呼ぶじゃん」
アンチスキル「了解しました」
慌ただしく動く面々を尻目に、地面に落ちた少量の粉末を見やる黄泉川。鉄装は、手に持ったノートパソコンで
何かを調べている。
鉄装「黄泉川さん、ありました。顔がアレなので確実ではありませんが、身体的特徴が合致した人物が
書庫にありました」
黄泉川「どれどれ。名前はえーっと…ヒムロ。年齢16歳。××中学三年生の十一月に突如失踪し、行方不明に。
能力は…レベル2の氷結系能力者、か」
黄泉川「(しかし、この現状はレベル2が起こせるような状況じゃないじゃん。やっぱりこの白い粉末は―――――)」
「あァー、クッソ寒みィ」
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