33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/05(土) 00:11:35.73 ID:BOkZXy320
ぼくはありえない人物の名前に動揺する。
学園都市の、序列第二位の超能力者。
『未元物質』。
5月に友の家に「遊びに」来た風来坊。
ぼくは喧嘩別れしてしまった。
友や哀川さんは連絡を取り続けていたらしいけれど。
連絡が10月にぱったり途絶えて心配していた。
「少年も面識はあるだろう?」
「…はい。残念ながら。」
そうか、と
愉快そうに笑う赤音さん。
自分の予測が当たって喜ぶような雰囲気。
どうせどこかで裏は取ってあるくせになぁ。
こういうところからも小物臭が漂う。
やはりあなたに
哀川潤の存在は大きすぎる。
「ははは。少年、君の周りは相変わらずメチャクチャだね。じゃあ今の彼の状態までは知っているかい?」
「…今のていとくんの状態?」
「そう。いまの、状態。死んだほうがマシっていうのはこういうときに使う言葉なんだって納得させられるよ。」
一枚の写真を取り出し、ぼくたちに見せる「彼女」。
「う…。」
春日さんでさえ気分を害するものが――そこには写っていた。
何だこれは?
これでも――生きているのか?
何で脳が3つ?
この馬鹿でかい物体は?
何と繋がれている?
――これは何だ?
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