38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/05(土) 00:31:41.20 ID:BOkZXy320
「あはは、いいね。面白い。随分どころじゃない成長だ。うん。それでは約束しようか。少年の漢気に敬意を示して。」
「春日井春日の安全は絶対に保証しよう。一切の害悪を遮断しよう。哀川潤の名にかけて。これでどうだい?」
そんなの
そんなの何も変わってないじゃないか。
そんな口約束を信じられるか。
バカにするな。
そう言い掛けて
「わかりました。それなら結構です。」
と春日さんが応じた。
「春日さん!!」
「いっきーの気持ちも嬉しいんだけどね。…本当だよ?でもそこまでいっきーに頼りきりにはなりたくないんだ。
いっきーの重荷になりたくない。ここから歩いては――流石に京都まで帰れないだろうしね。
園山赤音さんもそんな考えなしではないだろうし。実際、友達も何人かいるから大丈夫だよ。」
「春日さん!!」
「大丈夫だから!!」
春日さんが大声を出した…。
本当に珍しい。
驚いた。
普段は一定の抑揚の無い話し方をする人が、怒鳴る。
感情なんて持っていないと思っていた人が
その感情をむき出しにする。
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