99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:42:28.54 ID:IsVcDC9H0
「…アレイスターを殺してしまったが、どうする気だ?」
「そいつが生きていようが死んでいようが、そんなことは同じことだ。」
再び『エイワス』に向き直る。
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:43:50.91 ID:IsVcDC9H0
「『それは少し違う』ふん。まだ考える時間が必要だな。よくわからねえ。」
もう話すことはないと言わんばかりにモニタに向き直る。
モニタの向こう側は平常運転。
自分の持ち物が汚された
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:44:56.49 ID:IsVcDC9H0
「そんなの…グロティウス時代の自然法の概念と何ら変わらねぇじゃねぇか!アハハハハハ!
そんなもののためにこんな酔狂な鳥かごを用意したのか!?アハハハハハハハハハハハハ!」
死してなお逆さまに浮かび続ける容器の中の男を振り返り
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:45:50.52 ID:IsVcDC9H0
『はい。わたくしです。』
「木の実か。『十三階段』の残ってる面子をすぐにかき集めろ。」
息を呑むような女性の声がした。
103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:46:52.13 ID:IsVcDC9H0
「よし。後は統括理事会を集めて、ここの人間のデータを見ていくだけだな。」
「…統括理事会の招集は私がやろう。」
「俺が一人一人に電話すりゃいいんじゃないのか?」
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:47:40.89 ID:IsVcDC9H0
「…お前にそんな権限があるのか?」
「この部屋から出た電波の指令には誰も逆らえないさ。」
「なるほどな。ではお願いしようか。…そういえばよ、何故そんな協力的なんだ?」
105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:48:51.55 ID:IsVcDC9H0
「全て今日中に終わらせるぞ。とりあえず俺は宿に帰る。5時間後に召集しておけ。」
狐面の男は
『エイワス』と
容器と
106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:49:30.50 ID:IsVcDC9H0
「そんなことできるわけがないでしょ!!言っていい冗談と悪い冗談があるのよ!?」
狐面の男に詰め寄る。
しかし狐面の男は飄々としている。
107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:51:24.20 ID:IsVcDC9H0
現在の『十三階段』
一段目:一里塚木の実
二段目:絵本園樹
108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/08(火) 00:56:24.90 ID:IsVcDC9H0
狐さんが学園都市の全権を握ったところで第一段階は終了です。
書き溜めが完全に尽きたので文学で勉強がてら
また書き溜めていきたいと思います。
しばらくは書き込まないのでageておきます。
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