16:第1話――香焼「お前ら出てけぇっ!!」
2011/03/05(土) 05:15:00.95 ID:aCI9TYL10
一寸後、4人でテーブルを囲み談笑しながらメロンを食べていた。
折角女教皇様が居るので、今は噛む回数などは気にしない。
このまま平和な一時が過ぎ去れば良い……しかし、その考えは完熟メロンより甘かった。
浦上「そういえば、カオリ姉さんも泊るの?」
神裂「え?」キョトンッ
香焼「ゲホゲホッ!! おま……何だって?」タラー・・・
五和「そうだね。またモンバス大会しましょうよ」ニコッ
貴様ら、こっちの都合もお構い無しに……
神裂「うーん……明日の予定は……午前中は無いですね。大丈夫ですよ」ニコッ
五和・浦上「「やっほーぅ!!」」ワーイ!
香焼「ちょ、待てぃ……自分、明日学校って言ったろ」アタフタ・・・
五和「だから大人しくモンバス大会って言ったじゃん」ブーブー!
絶対無理だ。
3人一緒に泊る時は必ず宅呑み会場と化す。女教皇様も自制が外れるから厄介。
香焼「ハァ……絶対騒がない事。酒飲まない事」ジトー・・・
神裂「大丈夫、私がさせません!」キリッ!
貴女が毎度毎度、一番言い包められてるんでしょうが。
浦上「心配しなくてもいいよ。それに……ちゃんと朝起こしてあげるから。3人で」ニヤッ・・・
香焼「……勘弁してくれ」ハァ・・・
以前、『コウちゃーん……気持ち悪いよぉ……うっぷ』という具合に起こされた事が有る。最悪の目覚めをありがとう。
さておき、泊ると言い出したら何を言っても無駄なので次の行動に移る事にした。
香焼「じゃあ、女教皇様。先にお風呂どうぞっす」
神裂「え」キョトン・・・
浦上「香焼……アンタ」ジトー・・・
香焼「まだ、言うか?」ギロッ・・・
浦上「……うぃ」サーセン・・・
女教皇を指し置いて、一、教徒が風呂に入ることなどできない。それだけの話だ。
そう。それだけの話なのに……
3姉妹『……』ジトー・・・
何故か座った目で見詰められた。
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