過去ログ - あまくさっ!
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958:第11話――神裂「え、えっと・・・私の家、ですか?」 固法・麦野・結標「「「イエッスっ!!」」」[saga]
2011/06/26(日) 20:29:02.23 ID:RKUpn8+O0
 ―――とある日、PM08:30、学園都市第1学区、マンション『ニューディレクターズ』(香焼宅)・・・神裂side・・・





現在各々寛ぎ中。
絹旗さんは香焼にルールを教わりながら小テーブルでチェスを。固法さんはキッチンで五和にムニエルのソースのレシピを教わっている。
残りの面子は、大テーブルで駄弁りんぐ。


麦野「しっかしまぁ……恐ろしい程平和な家ね」ボリボリッ

結標「煎餅落ちてるわよ。ま、アンタの『教育』が行き通ってる御蔭かしら?」チラッ・・・

神裂「別に。ドチラかというと私も、この子達に感化された方ですよ」クスッ

浦上「あはは。まぁそれは多分五和(お姉)のマイペースの御蔭でしょーネ。控え目奥手だけど、身内にはアレですから」ハハハ


確かに、私も浦上も香焼も、主体的ではない。
彼女には今後リーダー分として先頭に立って貰わねばという建宮始め前線組の意向の通り、然るべき器に育って欲しい。
多少腹黒い所は有るが、現状では十分と言って差し支えないだろう。


麦野「ふーん。それに……」チラッ・・・

神裂「絹旗さん、ですか?」

麦野「珍しいを通り越して貴重よ。ああいう同年代の子は」ジー・・・

結標「あら……困るかしら? ああいう甘ちゃんに仲良くされるのは」クスクス・・・

麦野「……プライベートなら構わねぇよ」フンッ・・・


プライベート。その一言に、深く、暗く、重い意図を感じる。


結標「プライベートねぇ……(コイツ、香焼くん達の素性知らないのかしら?)」ヘェ・・・

麦野「そういう事。普段はこうでも……もしかしたらアンタ達を『蜂の巣』にしなくちゃいけないかもしんないでしょ」サラッ・・・

神裂「……聞かなかった事にします。馬鹿な事は二度と口走らないで下さい」ギロッ・・・

麦野「ん……あいよ。悪ぃ」ポリポリ・・・

結標「まぁそうならない事を願うわ。アイツ、固法美偉に『同時の弔報』なんか知らせたくないでしょ?」チラッ・・・

神裂・麦野「「……」」

浦上「あ、あははは……(何かこの人達、怖いヨ!!)」タラー・・・


されど、彼女達に『救いの手』が必要とあらば……対峙する覚悟を持っておかねばなるまい。
私は既に覚悟済み。『If』があれば麦野沈利を半殺しにしてでも止めるつもりだ。アチラも撃つ撃たれる覚悟があろう。

だが……


絹旗「―――……うーん、何で取った駒は復活できないんですかね?」ムゥ・・・

香焼「ははは。将棋とは違うからね。リアルなんだよ。やられた兵士はその場で処刑(ドロップアウト)……西洋的だよね」クスッ

絹旗「超効率悪いですね。捕虜を上手く使えなきゃ戦争には勝てませんよ」フムフム・・・

もあい「なー」ジー・・・


彼・彼女達は、どうだろうか。


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