過去ログ - あまくさっ!
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981:第11話――神裂「え、えっと・・・私の家、ですか?」 固法・麦野・結標「「「イエッスっ!!」」」[saga]
2011/06/27(月) 06:08:31.12 ID:mxN3Bjdi0
神裂「正直、彼女らの詳細については私も知りません。これ以上の踏み込みは都市との協定違反です」

香焼「……」

神裂「貴方は賢い子です。色々と察したでしょう……」


察したくない。


神裂「……命令です。此方からの干渉は禁止します」

香焼「なっ!」ガッ!

五和「コウちゃん! 待ちなさい!」ビシッ・・・

香焼「っ……」

五和「……女教皇様はこの件に関して口出しできないの。分かるでしょ? したきゃ土御門さんに直接言わなきゃならないけど」


あの人が、それを許す訳が無い。結標さんの時でさえ深入りを禁じた人だ。


五和「コウちゃんが動きたいってのも分かるけど、『カオリ姉様』だって同じなの……分かんないの?」

香焼「……」スッ・・・

神裂「……悔しいですか。何が悔しい?」

香焼「動けない事」

神裂「動けた所で如何しますか?」

香焼「……」

神裂「如何もできないでしょう。多分、貴方は麦野さんに消し炭にされて終わりですね」

五和「ね、姉様……」

神裂「純粋な武人としての判断です。超能力者は聖人並に化け物でしょう」


だからといって、諦めたくない。


神裂「……プライベートで関わる分には止めません。寧ろその面から彼女らを救うのには大いに賛成です」

香焼「心から変える、という事ですか」

神裂「しかし能力者は強度が上がる程、自分だけの現実……精神的に超人となります。故に自分を曲げ得ない」


自分らの言葉は無駄。


神裂「……それより強い心を持て。そして最低限、五和と互角に戦えるようにならなければ絹旗さんと対峙できないでしょう」

香焼「……」ムゥ・・・

五和「ええっと……修行とか支援が必要なら手伝うからね」ポリポリ・・・

神裂「……貴方は一人では無いのです。最大の武器を忘れぬ様」コクッ


最大の武器?


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