過去ログ - まどか「仮面ライダー?」翔太郎「魔法少女?」映司「魔女?」
1- 20
30: ◆WDUU7xtdEo[saga]
2011/03/05(土) 20:12:07.65 ID:bltTvwEeo
「……はい、なんですか」
「そのさ、朝はごめんね? いきなり声かけちゃったりして驚いたでしょ」
「……別に」

どうやら、完全に壁を作られてしまったようだ。仕方のないことだ、と亜樹子は思う。
自分だって、もし何の連絡も寄越さない親戚から探偵を送られたとしたら、
良い思いなんて絶対しないに決まっている。

でも、だからってこのまま彼女を放っておくのは絶対にありえない。
こういう人を放っておけないのが、亜樹子という人間だった。

「よし――買い物行こう!」
「え?」
「買い物! マミちゃん、暇でしょ?」
「それは……」
「なら、決まり!」

戸惑うマミの手を取り、亜樹子は取り立ち上がった。そして、そのまま彼女の手を引いて
ショッピングモールへと歩き始める。

「おい、亜樹子!?」
「翔太郎君、お代はよろしく。私、これからマミちゃんと買い物行って来るから!」
「はぁ!?」
「あのっ……」
「ほらほら。私、この街なんて初めてでね? こんなでかいショッピングモールなんて
 来た事ないんだよね。だから、案内してね!」

マミの都合もお構いなしといった感じで、嵐のように喫茶店から亜樹子はマミを連れて
出て行ってしまった。
良くも悪くも行動力に溢れている亜樹子にしかできない芸当であった。

「くそっ。亜樹子め、人に会計任せやがって――――って、なんじゃこりゃああああああああ!」

気づけば、テーブルに空っぽのパフェとケーキとコーヒーとジュースが積まれていた。
そして、

「あああああんじゃこりゃあああああああ!!」

会計のレシートを見て、また翔太郎は叫んだ


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/386.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice