過去ログ - 上条「誰を助けりゃいいんだよ……」
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2011/03/05(土) 19:55:18.17 ID:VPiHbgWD0
スフィンクスは少し遠出の散歩をしていただけらしい。
ペット誘拐を疑うなんて馬鹿ばかしい話だった。
知人が誘拐され過ぎて感覚がおかしくなっているのかもしれない。
「……舞夏。お前はここで何してるんだよ」
「スフィンクスと遊んでた」
「そうか。勝手にか」
「勝手に掃除と洗濯物の取り込みと晩御飯の準備もしといたぞー」
「ありがとうございます!!!」
一応、舞夏に義兄が連れ去られた経緯を告げてみた。
すると、彼女はこともなげに言った。
「んー。心配しなくても大丈夫かな。
兄貴はいっつも私が見てないところで攫われたり襲われたり食われたりしてるけど、
あとできちんと帰ってくるからなー」
「……そうなのか」
「兄貴はヒロイン体質なんだなー」
「……そう、なのか?」
「学園都市が舞台の小説が出来るとしたら、確実にヒロインは兄貴だなー」
「……そう、なの……か……?」
ヒーロー役の誰かにはお悔やみを申し上げるしかない。
上条の部屋に来たのは義兄の部屋の片付けのついでだったのだという。
雑談に一区切り付いたところで、舞夏は寮に帰ると言い出した。
「スフィンクスも無事だったことだし。俺もそろそろ出発するかな」
「にゃー」
額を撫でてやると、スフィンクスは迷惑そうに鳴いた。
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