38:1だよ[sage]
2011/03/08(火) 03:35:03.98 ID:mOFeQ5t30
「御坂っ!!!」
「――――――――――――え?」
舞夏に両肩をつかまれて怒鳴られた。
彼女にしては似つかわしくない、感情を露わにした、表情。
わたしは いま なにを ?
愕然とした頭では処理が追いつかない。
あの囁きが耳にこびりついて離れない。
「御坂…」
私の頭を抱えるように抱きしめる舞夏。
「ごめんなー」
優しくあやすようにして頭を撫でられる。
あたたかい、そんな気分になっていく。
自然に私の両手は彼女に回されて、抱きしめる。
「御坂の気持ちはわかっていたはずなのになー」
「……ごめん………舞夏」
「甘えたっていいんだぞー」
「……ありがとう…」
でも甘えてばかりではいられない。
まずは当麻をどうするべきかを考えないといけないのだから。
「もう大丈夫。落ち着いたから」
「んー、じゃあ兄貴に連絡を取ってみるなー」
携帯を取り出し電話をして、兄に繋がったらしい。彼女は当麻を一瞥して会話に集中していった。
出来ることもないので当麻のそばに近寄りベッドに腰掛けて、その寝顔を見つめる。
これを見るのは何回目かな……
穏やかな寝息を立てながら深い眠りについている。
もう魘されてはいないようなので、安心してしまった。
普段のやる気のないような締りのない顔とは異なり、あどけない表情をしている。
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