11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/06(日) 00:58:34.58 ID:UJglJRMW0
「で、これからどうする気だい、マミ?」
放課後、黄色い傘をさして家路につくマミの肩にしがみつきながら、キュゥベえは尋ねた。
「今日の事件が魔女の仕業だと分かった以上、放っておくとまた次の犠牲者がでることになるよ」
「ええ、分かっているわ」
マミは言った。
「でも、魔女の居場所も分からないとあっては、ね。まずは何かとっかかりを見つけないと」
「そう言えば、前の事件というのはどういう状況だったんだい?」
「私も人づてに聞いただけだから、詳しくは……。2週間くらい前に、2年の女子生徒が自殺したって話だけど」
ぴょん、と肩から飛び降りたキュゥベえは、大きな目でマミを見上げながら言った。
「もしその事件が今回と同じ魔女の仕業なら、何か共通点が見つかるかも知れないよ。調べてみる価値はありそうだ」
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