33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/28(月) 00:38:49.97 ID:Yy1uM7Da0
期末試験が始まった。
試験期間中もマミはなるべく時間を作って街をパトロールするようにはしていたが、さすがに普段と同じというわけには行かなかった。
「あまり無理はしないほうがいいよ、マミ」
気遣ってくれているのか、キュゥベえがいつもと表情こそ変えないものの、そんな言葉をたびたび口にした。
「大丈夫よ。ありがとう、キュゥベえ」
無理をするなと言われるたび、マミは決まってそう答える。
しかし、実際は相当の披露が蓄積していることを本人も十分承知していたのだった。
(見えない敵を相手にするというのは、想像以上に応えるわね……。本当は試験勉強なんかやっている場合じゃないのかも知れないけど)
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