36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/28(月) 00:42:25.41 ID:Yy1uM7Da0
「勉強していたの?」
机の上にノートと辞書が置かれているのを見てマミが聞くと、あきは少し決まりが悪そうな様子を見せた。
「ん……まあ、そんなとこかな……」
よく見ると、辞書はイタリア語の辞書だった。
「!イタリア語を勉強していたの?すごいわ。あこがれてるっていってたものね、イタリア留学」
あきの父親は会社を経営していて、家は比較的裕福だった。
小学生のマミがあきの家に遊びに行くと、きれいな母親がいつも美味しいお菓子と紅茶を出してくれるような、そんな家だった。
家族でよく海外旅行もしていて、中でもイタリアが一番好きだと、あきはいつも言っていた。
「うん……」
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