過去ログ - 死んじゃわない彼女と夢見がちな僕等
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/06(日) 13:39:05.67 ID:M4hWSeDR0
「お、おい…僕は、カイロをあんたにあげようとしただけで…」
これ以上は耐えられそうにないので、ちゃんと説明してみる。
すると彼女は
「む? いいじゃないか。このほうがより、温かい」
……どうやら、心からそう思っているようだ。
すり…すり…
あまり強く言うこともできず黙っている。でもやっぱり恥ずかしい。
(……)
しばらくその行為は続く…。
……だっ、駄目だ!顔が赤くなってくる。
僕は、顔を背けるついでに、手すり越しに誰かいないか探す。
授業中な上に異性と手を繋いでいた、なんてところを見られると
変なうわさを流されかねない。
……そんな僕の気持ちにも気づかずに、彼女はにこにこしながら言う。
「ふわぁ…やはり人肌はいいものだね」
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