過去ログ - 死んじゃわない彼女と夢見がちな僕等
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/06(日) 13:43:25.39 ID:M4hWSeDR0

そしてついに指摘されてしまう。

「??…大丈夫かい?君、顔が赤いよ。……熱でもあるんじゃないかな」

と言って、心配そうに顔を覗き込んでくる。
……こいつはかなりの天然かもしれん

「い……いや、大丈夫だ。そ、それよりっ」

無理に話を変えようとして、俺は少し言葉に詰まる。
やはり聞かないほうがいいのか?
だが…。

「?」

僕の言葉を待つように、小首をかしげてこちらをじーっと見据えている。
不審に思われる前に、思い切ってその話題を振ってみる。

「……あの落書きは、遺書のつもり、だったのか?」

冗談めいて言ってみたが、少し緊張しているのは隠せていないだろう。
…地雷だったか?
しかし、僕の予想に反して、彼女は笑みを絶やさずに即答した。



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