過去ログ - 死んじゃわない彼女と夢見がちな僕等
↓ 1- 覧 板 20
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/06(日) 13:35:09.01 ID:M4hWSeDR0
なーんてこともあったかもしれない。
おっと、勘違いしないでもらいたいが。
僕は、俗にロリコンと呼ばれる人たちの類ではない。
好みの顔がちょっとロリっぽかっただけだ。
「君、はやくしてくれないかな? わたしは今すぐこの扉を閉めたいんだ」
いつの間にか彼女は僕を抜きさっていたようだ、扉の向こう側で手招きしている。
「あぁ、悪い」
僕もさっさと建物の中に避難する。
すると、彼女はすぐさま扉を閉めた。
校舎の中は、風がないのでそこまで寒くはない。
だが、決して寒くない訳ではない、僕はポケットのカイロをまたにぎにぎする。
ふと横目で見ると、彼女はご丁寧に錠を掛け直し、赤くなった手に息を吐いて揉み手をしていた。
「あんた、どうやって鍵を開けたんだ?」
僕は思ったことを口にする。
すると
「……き、企業秘密だ」
こいつ、そっぽを向きやがった。まぁ、深く追求しないでやる。
133Res/126.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。