過去ログ - インデックス「とうま・・・・・・おいしそうだね」
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123: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/17(木) 19:36:16.81 ID:d2qlSLXY0

一方通行のとりあえずの答えは、別に学園都市第一位でなくともはじき出せそうな簡単な答えだった
が、一方通行はどこか嫌な感触を町並みに覚えていた

一方通行(なンか気分がわりィな……。『予感』ってか、何かただ事じゃねェことがおこってる気がする。
以下略



124: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/17(木) 19:36:45.91 ID:d2qlSLXY0

一方通行が爆発を見た瞬間に考えたことは、何かしらの暗部が自分を狙って動き出したか、ということだった
が、それにしてはずいぶんお粗末な行動だといわざるを得ないし、何よりまったくメリットのない行動のように見える
おびき寄せるためにしろ、注目を集めるにしろ、もうすこし賢いやり方がありそうなものだ
同じ理由で、一方通行とは関係のない、暗部の活動という理由もなさそうである
以下略



125: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/17(木) 19:37:17.21 ID:d2qlSLXY0

一方通行「…………打ち止め!こっち見ンじゃねェ!!後ろ向いて俺の背に張り付いてろ!」

打ち止め「えっ!?あわわ、わかったよって、ミサカはミサカはびっくりしながらも従ってみる!」

以下略



126: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/17(木) 19:37:57.44 ID:d2qlSLXY0

男「おい、君」

そのとき、先ほどどこかへ連絡をしていた通行人が、一方通行に声をかけてきた
営業職のサラリーマンだろうか、スーツを着た痩せぎすの中年男性である
以下略



127: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/17(木) 19:38:25.34 ID:d2qlSLXY0

野次馬達は次々に悲鳴を上げていく。それに一方通行は苛立ちを感じたが、次の瞬間彼らのことなどどうでもよくなった
視線がぶつかったのだ


以下略



128: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/17(木) 19:39:00.24 ID:d2qlSLXY0

一方通行(…………なんだ?思考力が落ちてるのか?けん制か攻撃のつもりか?)

缶は一方通行の2mほど前で止まった。

以下略



129: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/17(木) 19:39:41.09 ID:d2qlSLXY0

一方通行は髪の毛一本すら焦がすことなく、そこにそのまま立っていた
彼の後ろで、未だに路地を見ないようにしている打ち止めも、周りの怯えて身を庇う野次馬たちも怪我ひとつ無い

『一方通行(アクセラレータ)』
以下略



130: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/17(木) 19:40:18.77 ID:d2qlSLXY0

男「お、おい、今のは君がやったのか?」

最初に一方通行に声をかけた中年男性が、震える声でたずねた
一方通行はここでやっと彼のほうを見て、質問には答えず逆に男性に尋ねた
以下略



131: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/17(木) 19:41:20.97 ID:d2qlSLXY0

悲鳴が上がったのは、彼らのいる通りの一方通行たちが進もうとしていたほうとは逆端だった
黄色い声を上げた女性が、口を両手で覆い、何かを凝視している。その体は遠めにも震えていた

そして── その視線の先には
以下略



132: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/17(木) 19:42:54.54 ID:d2qlSLXY0

一方通行は有無を言わさず、その小さな体を抱き上げた。それからすぐに彼は大地をけり、5mほど飛び上がると
背中に4本の竜巻を背負い、彼の住むマンションの部屋に飛び去っていった

後に残された男達はそれを呆然と見ていたが、またしてもどこかから悲鳴が上がったのを皮切りに
以下略



133: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/17(木) 19:43:21.38 ID:d2qlSLXY0

打ち止め「うん、それじゃあ一番近いところに居る19090号にそう連絡するね、ってミサカはミサカはびしっと敬礼!」

打ち止めはすぐに行動に移したが、芳川は首を振った

以下略



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