過去ログ - インデックス「とうま・・・・・・おいしそうだね」
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175: ◆Rx8sTNAmH2
2011/04/11(月) 00:13:52.29 ID:DauAaz+I0

絹旗『料理もプレゼントの郵送も、大体9時ごろには届くはずです。超特急便で頼みましたから。

    私達は、大体10時くらいにはそっちにつくと思います』

浜面「りょーかい。じゃあ待ってるぜ」

絹旗『超楽しみですね』

連絡を終えた絹旗が、ここで声を楽しそうに上げた

絹旗『私はロシアで麦野や滝壺さん達になにがあったのかは、聞いた分にしか知りません。

    でも、皆いいほうに変っていったのはわかります。特に麦野は、なんというか、すごく変りました。

    今日のパーティはきっと、ものすごく楽しいものになりますよ!』

滝壺『わたしも楽しみ。きっと楽しい時間になるよ』

浜面は笑顔で喋っているだろう2人のことを想像した。そして今、病院で退院手続きをしているだろう女性のことも

浜面「……ああ、俺もすごく楽しみだぜ!」

絹旗『浜面はパーティ中も雑用なんですから、楽しんでる暇なんて超無いと思いますが』

浜面「わかってたよちくしょぉおおーーー!!」

口では悔しがるようなことを言っていたが、浜面は笑っていた。彼も、たとえ雑用に使われるとしても、パーティが楽しみなのだ
戦争を乗り越え、暗部を脱し、何よりまたアイテムがまた仲良く終結した。ちょっとくらいこき使われたっていいではないか
だからこそくたくたになるまで、なれもしない掃除をし、無いセンスをしぼって飾りつけをしたのだから


絹旗『じゃあ一旦きりま── ん?滝壺さん、何か?』

絹旗『はまづら。さっききぬはたが言ってたデートプランについて、後で話があるから。それじゃあまたね』プツッ

ツーツー、となる電話を、浜面は呆然と耳に当てていた。彼の表情はさっきまでとうって変わってこわばっている

浜面(そういや、絹旗にすすめられた映画見に行ったとき、見栄張って『全部俺1人でプラン考えたぜ』的なこと言った気も……。

    す、素直に絹旗に考えてもらったと言っておけばよかった!い、いや、それは駄目か!?調子に乗るんじゃなかった!!)

浜面「な、なんかヤバイ!どうすれば……!う、うわああーー!滝壺ごめーーーーん!!」

静かな家に、1人の男の情けない叫びが響いた



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