過去ログ - インデックス「とうま・・・・・・おいしそうだね」
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◆Rx8sTNAmH2
[saga sage]
2011/03/09(水) 00:38:47.81 ID:QPz9raj10
映画の話ではないが、攻撃を受けると危険な可能性があるのは
こちらに近づいてくるアンチスキルのゾンビを見たら明らかだ
どう見ても、生きているときに他のゾンビたちに襲われ、自分もゾンビになったとしか思えない姿である
上条は少女の動きと、こちらが動くタイミングを計った
彼のいつもの戦いのスタイルは、基本的には相手の攻撃を幻想殺しで相殺しながら
真正面から突っ込んでいく、いわば突撃型である
だが今回は相手の腕の中に飛び込んでいくわけにはいかなかった
掴まれたりしたらそれが最後になりかねない
仮にゾンビになることを『感染』と表現するとして、その『感染』を幻想殺しが防いでくれるかはわからないのだ
もちろんその以前の話に、相手がこちらを捕食する気なら、致命傷を負うリスクすらある
上条(こっちを掴もうとした瞬間、すれ違うようにかわしながら、どこかに触れる! これでいこう!)
女子生徒「ぁあー」
先ほどと同じように女子生徒が掴みかかってくる
普段、ある女の子の文字通り電撃にさえ反応できる彼は、この程度の速度なら簡単に回避すことができる
空振りした腕の脇をすっとすれ違い、そのざまにすっと右手を少女の頭に当てた。髪と頭皮の感触がたしかに手に伝わる
そのまま幅跳びのようにジャンプして距離をとると、上条は振り返って少女の様子を確認した
女子生徒「…………ぅぅうー」
上条「……くそ、駄目かっ……!」
ゆっくりと振り返る少女の様子は、まるで先ほどと変わっていなかった
幻想殺しが発動するときは、まるでガラスが割れるかのような音がするのだが、それも聞こえなかった
上条(少なくともただ触れただけじゃ駄目なのか……)
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