過去ログ - インデックス「とうま・・・・・・おいしそうだね」
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87: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:22:22.82 ID:tQMxf1Mi0

美琴「わ、私は、寮のルームメイトが心配です」

教師「寮にいるの?……今日休んだ子達は危険だわ。寮が今、どんな風になっているか……」

美琴「それでも!……そうだ、携帯!」

教師「連絡するのは安全な場所に行ってからにしなさい」

携帯を取り出した美琴を、教師はそっと止めた

教師「その後で連絡しても遅くは無いでしょう?とりあえず、今は此処から出ましょう」

美琴「はい……。」

美琴は少し唇を噛み締めたが、素直に携帯をポケットにしまった


クラスメイト4「……それでは、行きましょう」

美琴「あ、1つだけ待って!」

美琴は自分のハンカチを取り出し、クラスメイト2に近づき、そっとしゃがみこんだ
上向きに倒れていた彼女の顔色は真っ青だった。対照的に体は血で真っ赤に染まっている
……呼吸はしていない。死んでいる
食い破られた喉をなるべく見ないようにしながら、美琴はそっと目を閉じさせ、顔にハンカチをかけてあげた

おそらく、クラスメイト1から引き離されたときには、もう手遅れだったのだろう
彼女が最後に何を考えていたのか、それを思うと美琴の心は痛んだ

美琴(ごめんね……私が動けていれば、助かったかもしれないのに。助けてあげることができなかった。

    本当に……ごめんなさい……。)

教師「……その子はここにおいていかないといけないわね……心苦しいけど……」

クラスメイト4「…………」グスッ

美琴「……では行きましょう。途中までは私も一緒に行きます」




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