過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/01(金) 06:31:36.55 ID:S6DZze8vP
「この部屋はー……ん? おっと、君は!」

ボストンの地下研究施設を襲撃している"銀貨"の部隊が部屋に入ってくるなり、その中の一人の男が上条を見つけ、声を荒げた

続いて入って来た男や女たちも、上条当麻を見つけ、驚く

どうやら彼らは自分を知っているようだが、上条、もとい彼の中に有る意識体達は、記憶にない彼らを知らない

そして、扉が開いたことで、銃撃戦をしている音が彼の耳に入ってくる

この厚い壁の隔離空間は外の音や揺れからも隔離していたらしい

「覚えているかい? 一時期、君のトレーニングを行っていたんだが」

「あなた、馬鹿? そんな会話は外でも出来るでしょ。今はこのトーマをこの場所から出す事が先決。付いてきて」

30手前ぐらいの女性が、床に座っていた上条の手を引き、起こした

上条「ちょっと待て。一体何が起きてるんだ? って言うかあんた達は誰なんだよ?」

「あれ、お父さんから聞いてない? "銀貨30枚"って。私達はそのメンバーよ」

その言葉には、聞き覚えがあった

上条「銀……?」

彼を連れて、襲撃者達は急ぎ部屋を出る

皆、タイトなスーツを着込み、屋内戦に向いた小型のライフルを腰に構えて走っている。体の一部から軽い出血をしている者もいた

使って、と言われて上条は拳銃と予備のマガジンを受け取った。マガジンをポケットに突っ込もうとすると、そこには貰った栄養ドリンクが先客として自己主張して、窮屈だった

今更これを飲んでいる様な時間は無いだろう

「で、この場所には"イェス"が居る。だからここを丸ごと爆破しようってことになってな」


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