過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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[saga sage]
2011/04/07(木) 05:54:07.96 ID:FFxqgSnVP
テッラは直下にある小麦粉の球の一部を触手のように長く伸ばし、鞭のようにしならせて飛来する騎士団長らしいものの撃墜を狙った
骨が数本そのまま断ち切られたような音が聞こえ、いとも簡単にそれは叩き落とされる
テッラ「ほら、所詮この程度の存在にすぎません。先程のは何かの間違いなのでしょうねー」
彼がそう鼻で笑った直後
彼の背中を、フルンティングが貫いた
テッラ「なに? どうしてあなたが」
団長「やはり、私の剣でも貴様を貫くことは可能なようだ。残念だったな。お前が叩いて満足したのはウィリアムの作った氷像だ、間抜け」
間抜け、と言われて彼は当然怒りを覚える
テッラ「しかし奇襲ばかりとは、姑息なやり方ですねー」
団長「フ。例え一騎討ちでも、相手の虚を突くのは必然だ。隙を見せる方に問題があるにすぎん」
テッラ「隙を見つけたとしても、この程度の攻撃で調子に乗るのは早計だと思いますが」
団長「この程度の攻撃と言いながら、防げていないのが貴様だ。所詮、貴様はフィアンマの手先なのだな」
テッラ「どういう意味ですかねー、それは」
団長「手先らしく抜けていて、御しやすいと言う事だ。言わせるな」
テッラ「……いいでしょう。この私など、いくら侮辱しても構いません。主も最初は侮辱と苦難を受けた事ですからねー」
そう言って、彼は胸から突き出ている剣を、その手で握った
テッラ「ですが、あなたは主から与えられたこの御体を、二度も傷つけました。それは許せません」
その手が、音を立てて剣を砕き、切断した
もちろん、耐久硬度を高めている己の剣が砕かれた泣き声に、流石の騎士団長も驚く。しかしすぐに彼は剣から手を離しテッラを蹴って、蹴った反動で空中のその場から素早く離れようと試みた
テッラ「逃がしませんよ」
すぐさま振り向いて、テッラは折り曲げた剣の先を投げつける
その勢いが鋭く、特別な霊装も無しに騎士団長は回避しようもない。同時に、身を守る剣が失われたので弾き返すことも辛い
結果、彼は空中で自らの得物の破片を受けるしか無かった
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