過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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211:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/28(木) 09:20:28.99 ID:+nFCoQzZP
初春「……は、い」

もちろん、この会話は全員が持っている無線機、フレンダが持ってきたもの、を通して聞こえている内容だ

3回の空間移動の後、円柱塔の一番上で巨人の動向を見つめる麦野の後ろに、白井が現れた

振り向きもせずに、麦野は声をかける

麦野「初春、そろそろ本格的に不味いわね」

白井「……はい、ですの」

絹旗「今直ぐに、黒子が最優先で初春を病院に運ぶって手もありますよ」

白井「それではあなたが巻き込まれてしまうでしょう?」

絹旗「麦野のビームには狙われ慣れてますから、大丈夫です」

麦野「馬鹿言ってんじゃねえぞ。アレが居なけりゃ根本的にコレが使えないだろうが」

コレを指し示す代わりに、コレである足元の円柱塔を踵で強く叩いた

麦野「やる、と決めた以上、今の計画が一番時間をかけない最善。しかも言いだした張本人は初春だろ」

麦野「一番キツイ奴が一番頑張ってんのに、私らの判断でその意思を無駄しろってか」

麦野「しかも、今巨人に群がってる連中と違って、これ以外に私らで出来ることはないってきてる。あの子を犠牲にしてでも、私はやるわよ。今更止めろ、なんて許さない」

白井「……ッ」

首を少し後ろに回して、絹旗の側に立っている白井を麦野は見た

少し下を向いてはいるが、反論しようという意思は見られない

絹旗の方は、右腕を軽く振っている。準備は出来た、と言いたいのかもしれない

麦野「さぁて、ぐずぐずしてらんないっての。……初春ゥ!!」

初春『……はい』

麦野「超過耐電圧ギリギリまで、一気に頼むわ」


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