過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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306:微妙に遅れたすまぬ。その上短い[saga sage]
2011/05/18(水) 17:14:59.55 ID:/HXwzviEP
思い浮かぶのは、"前"の記憶

気を失った垣根、絹旗の死体、傷ついた御坂、たくさんの死人、傷ついた学園都市

まるで見えているかのように、視界に映り込む

(だから俺は、アレイスターの言葉に乗って、やり直そうとした)

あの時はそうすれば、どうにか出来る気だった。いや、しなくてはならないと思った

(だけど、今の目の前のことは何だ? この世界の現状はどうだ? 一体、いくつの命が散ったんだ?)

見える。自らの目を通して、骸骨の右手の上で意識のないまま悲鳴を上げる御坂が

(なんで、どうしてまた、御坂が傷つけられて、人質になってるんだ?)

後ろにはダルマ状態の垣根が居るだろう。学園都市では、最後を除いて敵対していなかったのに

さっきまで、立ちふさがっていた。そして、寸でのところで対処してくれた

(なんで、垣根帝督は俺を殺そうとしたんだ?)

"前"でも彼とは戦った。あの時は、彼は自分を本気で殺すつもりだっただろう。そして今回も

(結局、なにも変わって無いじゃないか。順番が少し変わっただけじゃねえか)

いや、違う

(変わって無いんじゃない。どう考えたって悪化してるんだ)

あと何日かしたら、このままでは確実にこの世界は壊れてしまうだって?

その方法として、夏に見たあの様なレベルの天使が世界中に現れ、天災は続き、挙句の果てには隕石が来るという

(しかも、その原因は俺と、イェスは言った。憶測の域ではあるだろうけど、当てはまらないわけじゃない)

世界レベルの災厄

こんなこと、"不幸"なんて言葉じゃ済まされない。不幸に巻き込んだ、なんてレベルじゃない




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