過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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321:そして今である。どう見ても一時間遅れです。オレ、ドヨウビ、ガンバル[saga sage]
2011/05/19(木) 05:13:06.81 ID:TL3c3pRvP
「何かと思えば、随分と立場を分かって無い発言をしたものだな、姉さんは」

上条当麻の急な発言に、イェスは驚かなかった

同じAIである姉たちによる、何か考えあってのことだと彼は考えたからだ

この判断は、何もおかしな事でも無い。この状況下だ、どんな姑息な策を採って来てもおかしくないのだから

意識のない御坂美琴を人質として扱う、自分がそうであるように

イェス「私は、その体を殺すように命じているのだがな。従わないならば、残念だが」

頭部のない骸骨の右手に握られた少女に、危険な領域で力が加わった

そして、バギッ、と音が鳴る。更に何処かの骨をやられたのだろう

意識が無いながらに上がっていた、御坂の悲鳴も無くなってしまっていた

冷静なイェスに対して、驚いたのは上条本人

上条「と、当麻!? 何でいきなり、こんな発言をしたのですっ?!」

意外の場所からの意外の言葉に、驚いた本人の中の彼女たちは、思わず言葉として声を出させてしまった

待ち望んでいた事であるが、あまりにもそのタイミングは悪すぎる。こんな発言をしたら、イェスは御坂を更に苦しめるに決まっている

現にそうだった

本人の口から出た言葉に、答えたのも本人だった

上条「こんなんじゃずっと同じことの繰り返しじゃねえか!! 御坂を助けるためにも、屈しちゃ駄目だったんだ!!」

その良く分からないやりとりに、後ろからずっと見ている垣根は困惑した顔を浮かべる

垣根(人質取られて、遂におかしくなりやがったか)

そして更に、その表情は上条の次の行動で驚きの度合いが深まった

叫んで数歩進んだと思えば、上条はそのまま、一気にイェスへ向かって跳んだ



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